代表的なハウスメーカーの特徴

「ミサワホーム」と「パナホーム」の特徴

家を建てるといっても、早々気軽にできるものはありません。一生に一度ともいえる高額な買い物であるため、迷うポイントは数多くあることでしょう。その一つにどのハウスメーカーに依頼するのかということが挙げられます。

ハウスメーカーはさまざまな種類があり、それぞれに特徴があります。代表的な特徴について把握し、自分に見合ったメーカーに依頼したいところです。代表的なメーカーの一つにミサワホームが挙げられます。

参考坪単価は70万円で一番の特徴はグッドデザイン賞を20年以上、連続で受賞しているということです。そしてミサワホームの代名詞ともいえるものが大容量収納です。

そして植栽や家の内部をその土地に合わせることで、通気性や日照をコントロールする微気候デザインも、住まいの快適性を考えるうえで非常に重要となっています。自然の力を利用し、快適に過ごすための工夫ができるということです。

エコに関する面でも、比較的早い段階から取り組みを行っていました。ミサワホームは電気自動車やハイブリッド車への給電、反対に車から家に電気を取り込む仕組みなどもオプションとして準備され、当然のことながら高気密、高断熱の面でも信頼感を得ているメーカーです。

二つ目に挙げられるのはパナホームです。家電メーカーのパナソニックグループの業者で、住宅に欠かすことができない電気設備や省エネなどに関しては、非常に強いといえます。

エネルギー管理を行うための一つとして、蓄電池を積極的に取り組んでいる特徴もあります。東日本大震災が起きてから、日本ではエネルギー問題について深く考える人が増えてきました。

「積水ハウス」の特徴

電力を住まいから考えた時に、省エネ家電では物足りないと考える人は、選択肢に入れるべきハウスメーカーのひとつと言えます。太陽光発電を利用して自宅のエネルギーとして活用するなどの積極的なエコの流れを作り出した先進的なメーカーともいえます。家電メーカーのパナソニックのノウハウがふんだんに盛り込まれている住宅をつくることが期待できます。

三つ目は積水ハウスが挙げられます。日本においてトップランナーのメーカーとも言えるでしょう。住宅団地の分譲をはじめとし、賃貸住宅やマンションなどにおいても常に上位にランクインしています。

早期的に工業化住宅の取り組みを行ったメーカーの一つです。リフォームにおいても早い段階で取り組みがなされ、家の長寿命化を図るノウハウも積み上げられている会社と言えます。

商品のラインナップも豊富なので、木造住宅だけではなく軽量鉄骨造りや重量鉄骨造りなどへ、施工主のニーズに合わせた住宅を準備することができるのも大きな特徴となっています。

そしてテレビCMでも知っている人も多いかと思いますが、すまいの参観日やすまいの夢工場などが全国で展開されています。施工現場や見学施設を開放することによって、多くの情報を発信し続けているといえるでしょう。これらのイベントや施設を積極的に利用することで、様々な情報を得られることにつながります。

四つ目は日本で初めての工業化住宅を世に知らしめたメーカーのダイワハウスです。ベビーブームを背景とし、早く安く、そして効率の良い家づくりでシェアを伸ばしてきたと言えるでしょう。

「ダイワハウス」と「トヨタホーム」の特徴

現在でもその方向性の変化はなく、特別な特徴はないものの、安定した万人ウケをする家を供給し続けているといえます。現在では賃貸物件や大規模なショッピングモールなどの土地活用の側面で認知度が高まっていますが、もちろん住宅建築においても携わっています。

定期的に有償メンテナンスを受けることが条件となっていますが、最長で50年の保証期間があることは安心といえるでしょう。ハウスメーカーで建てる家の中を選ぶ時に、流行に大きく左右されないこと、長く安心して住みたいことを目的にするのであれば、ぜひとも選択肢に入れておきたいところです。

日本の車作りで培った安全や安心に重きを置いたメーカーがトヨタホームです。大手ハウスメーカーとは言いながらも住宅事業に参入した時期はかなり後であり、しかしながらも着実に実績を上げているといえるでしょう。

商品は鉄骨ユニット住宅と鉄骨軸組住宅ですが、標準仕様であっても耐震等級が高く、安全な家を求める人には非常に評判があります。住宅業界では異例の60年保証であり、5年ごとに無償点検が受けられ、その後は有償メンテナンスが必要なプランに加入することができます。

電気自動車やハイブリッド車などと合わせて使用することによって、これらのメリットを最大限に活用できる家づくりとなることでしょう。

そのほかにもへーベルハウスや住友林業、積水ハイムや三井ホームなど様々なハウスメーカーが挙げられます。会社の生い立ちや提携会社によりさまざまな違いがあり、家に何を求めるのか、エネルギーにどのようなことを考えるのかによって、選択の幅が広がることでしょう。

価格や特徴などの情報とともに、これらの特徴をしっかりと把握したうえで、自分家づくりに見合ったメーカーを選ぶことが大切です。

最終更新日 2025年7月8日 by thejerry