投資と聞いて真っ先に思い浮かべるのが株式購入ではないでしょうか。
企業が発行している株式を購入し、売買を通して利益を得るというものですが、得をすることもあれば損をすることもあり、リスクに対して不安を感じられてしまうことがあります。
確かに中には、株で大損をした、人生が大きく転落してしまったなどの話も聞きますから、まるでギャンブルのようなイメージを持っている人もいるはずです。
岩本譲二が考える株式投資のギャンブルの違い
しかし株式投資とギャンブルはまるで異なるものです。リスクがあることを踏まえるとギャンブルと似ているところもありますが、ただ株式の場合は計画的に投資を行っていけばリスクを最小限に留めることができます。
一方のギャンブルの場合もある程度は予想を持って行うことができるものの、しかし根拠に乏しい面もあり偶発性に賭けているところが大きいです。
もちろん株式にしても無計画に投資をすればギャンブルにもなりかねないと、営業職からプログラマーに転身した岩本譲二さんも警鐘を鳴らします。
詳しくは「岩本譲二のブログ」でも考え方とか紹介されてますので、ご覧になってください。
しかしながらある程度はリスクをコントロールできますので、やり方次第では安全性の高い投資として行うことができるのです。
それに株式投資の場合は、国が資産運用として行っているのもギャンブルとの大きな違いでしょう。
国民の年金保険料は国によって運用されている事実を考えると、単なるギャンブルと言い切ってしまうことは難しいです。
とは言え、先にも伝えた通り無計画にやればリスクも高まり大事な資産を失ってしまうこともあるでしょう。
失敗を理由に株式投資が怖くなったという人も少なくありません。
そのようなことにならないためには、きちんとポイントを踏まえた上での運用を行っていくことが大事です。
株の銘柄の選び方
重要なのが銘柄をどのようにして選んでいくかです。
ここでの選択を誤ってしまうとたちまちリスクの増大に繋がります。
勘だけで選んでしまうようでは単なるギャンブルになってしまうため、十分に考慮した上での判断が求められます。
選び方の基礎としては、身近な商品やサービスに注目してみるのがおすすめと言えます。
例えば車や家電製品、化粧品、食料品などは親しみのある存在かと思われますが、馴染みがある会社ですと動きも把握しやすいはずです。
将来の安定性やこれからの成長、新製品の開発による世間からの注目度の高まりなど、敏感に情報を感じるところができます。
そして株式投資を行うに当たって大事なのが、しっかりと情報を把握することです。
例えば、どんなことをやっているのかが分からないような会社の株式では情報を掴みにくく、危ないと気付いた時には手遅れになるといったリスクもありますが、知っている会社ならば動きを掴めるためにリスク管理もしやすいはずです。
なお、身近な会社というと大手企業が多く、大手の場合ですと株価も高く手を出しにくく感じることもあるでしょう。
そのような場合、ミニ株が買える会社に絞ってみるのも良いかもしれません。
少額から投資をすることができますのでリスクが小さく、初心者が慣れていくためにも最適です。
もちろんその分、リターンが小さいですから利益にもあまり期待ができないかもしれませんが、しかし分散投資をすることも可能ですので色々な株を買って楽しむことができます。
株式投資は買い時売り時の見極めが大事
気になる会社が見付かったら数字をチェックしてみることも大切です。
売上高や従業員数、コンスタントな利益の有無、借入の額に問題はないかなど、会社のレベルや現況を知ることができます。
潰れないにしても右肩下がりでは将来が不安です。
安定して利益を増大させている会社の方が安心感を持ちやすく損失を負うリスクも小さいと判断できます。
今後の展望についてのリサーチも必要不可欠です。
将来性に期待ができる会社は株式によって利益を得られる可能性が高いですから、将来的に伸びていく可能性があるのか注目してみましょう。
身近な会社を選んでおけば、新しい商品やサービスが登場した時にもすぐに情報をキャッチでき、人気が出そうなのか判断もできるはずです。
これらの考え方はごくごく基本的なものですが、選び方に迷った際のひとつの判断材料にできます。
では実際に投資を行う際の買い方や売り方のポイントについても見てみましょう。
買うタイミングとしては基本的に下がった時が狙い目です。
上がってから焦って購入すると、今度は売りの勢いが強まり損をする可能性があります。
ただ、下がった時にはなぜ下落傾向にあるのかその背景を知ることも大切です。
何らかの問題を抱えている場合、さらに下がる可能性がありますので注意が必要な状況とも言えます。
反対に売るタイミングとしてはやはり上がった時なのですが、その際に大事なのがあまり欲を出し過ぎないことです。
もっと上がるかもしれないと考えてしまうとチャンスを逃す恐れがあり、放置しておくと逆に下がって損をする可能性も十分に考えられます。
まとめ
初心者の場合はこの単純なミスをやってしまいがちですから注意が必要です。
売買はその時の決断力や判断力が求められますので、買い時売り時を見極める目をしっかりと養うことが重要と言えます。
初心者で心配な方は投資顧問会社に相談してみるのもいいでしょう。
投資顧問会社から情報収集できるので株取引の仕方の勉強にもなります。
最終更新日 2025年7月8日 by thejerry