最近、太陽光発電のパネルを設置している家をよく見かけるようになりました。
設置するメリットは非常に大きいので、今後も設置する人が増えてくることが予想されます。
太陽光発電はこれまでさまざまな地域やさまざまな家に設置されてきています。
よって、さまざまな家の発電量のデータが出ていて、そういったデータのなかで設置場所の向きと角度が発電量に大きく影響することも分かっています。
太陽光発電の発電量はパネルにどれだけ太陽光が当たるかによって決まるので、設置する場所の向きと角度が重要なのは当然といえば当然ですよね。
まず、向きに関してですが、南向きが最も良く日が当たるので発電量も多くなります。
賃貸物件などでも南向きの部屋が日当たりが良くて人気ですし、南向きが良く日が当たるというのは多くの人がご存知だと思います。
逆に北向きになればなるほど発電量が少なくなってしまいます。
しかし、設置する場所が北向きだからといって、向きを変えることは一般的に不可能です。
では、自分の家は北向きになってしまうから、太陽光発電は諦めた方が良いのかという人もいるかもしれませんが、必ずしもそうとは限りません。
南向きよりも発電量は落ちてしまうものの、きちんと採算がとれる可能性は十分にあります。
次に角度についてですが、最も発電量が多くなる角度は30度であることが分かっています。
では自分の家の屋根の角度が足らないから架台などを使って角度を調整すべきなのかと思う人もいると思います。
しかし、角度を変えるとなると大掛かりなものとなりますし費用もかかってしまいます。
また角度だけが原因で採算がとれなくなるほど大きく発電量が減ってしまうことはないので、大体のケースでは角度を調整する必要はないでしょう。
このように向きや角度によって発電量は変わりますが、採算がとれないくらいに発電量が落ちてしまうことはあまりありません。
しかし、設置する前には業者に相談して自分の家の場合はどうなのかしっかりとシミュレーションしてもらうことが大切です。
最終更新日 2025年7月8日 by thejerry