「ベンチャー企業に転職したい」
「ベンチャー企業に転職するメリットとデメリットは?」
「ベンチャーサポートの長浜大さんについて知りたい」
近年では成長の伸びしろの大きく感じられるベンチャー企業に、転職をしたいと考える人が非常に増えてきています。
まだ存在しないマーケットに対する創造や、事業の拡大などに魅力を感じて、ベンチャー企業に転職を考える人は多いはずです。
なぜこんなにもベンチャー企業への転職が増えているのかと言うと、その一つには終身雇用を前提ではなくなり、自身のキャリアを主体的に構築することが将来につながることが1つの理由に挙げられます。
大手企業においては、終身雇用制度を掲げていますが、この制度は現在の時代にはマッチしなくなってきているのが実情です。
かつては総合商社や銀行、メーカーなどに入社することができれば、将来的にも安泰だと言われていたのですが、このような考えは既に崩壊していて、将来の市場をリードしていくITベンチャーなどが非常に加速を見せているのです。
目次
終身雇用制度が崩壊しつつある
かつてできあがっていた終身雇用制度が崩壊しつつあるので、現在の安定を維持するよりも、自分自身のキャリアでどのようなことができるのか、実力をどうすれば身に付けられるかなどを重視して、1部にベンチャーへの転職を選ぶ人が増えてきています。
ベンチャー企業への転職においては、共通するマインドがあると言えます。
仕事に高い熱量をかけたい、リスクを取りながらも大きなことにチャレンジしたいと考える人には非常に向いていると言えるでしょう。
また上司から支持されて動くのではなく、自らが課題を設定した上でアクションする人も向いています。
ベンチャーにおいては成果を出すことでどんどん裁量権をもらえるケースが多いのです。
また既存の枠組みにとらわれることなく、新しい価値を生み出したい、ビジネスパーソンとして成長したい、責任を持つことにより自分を追い込み、より高みを目指したいと言う人にもぴったりです。
早々に重要なポストに就任できる可能性が大いに期待できる
ベンチャー企業と聞くと華やかでエネルギッシュなイメージがあるかもしれませんが、実際にベンチャーで働くメリットとしては、一般的には昇進の早い傾向があることが挙げられます。
早々に重要なポストに就任できる可能性が大いに期待できるでしょう。
入社時にはほぼ全員が将来のマネージャーや幹部候補と考えるところも多く見られます。
中には転職して1ヵ月しか経っていないのにもかかわらず、事業部長になったと言う例も報告されています。
組織が拡大し、組織が新設されると、新しいポストがどんどん生まれることになります。
大企業よりも、昇進のチャンスは何倍も多くあり得ます。
経営層と近い距離で仕事ができる
そして経営層と近い距離で仕事ができることも1つのメリットです。
社長や役員等と一緒に働くチャンスが多いのが1つの特徴です。
大手のクライアントの商談や会食においては、社長に同行するケースもよくあることと言えるでしょう。
大きな企業に入ったけれども、役員と話す機会すらないと言う人も多いですが、ベンチャーの場合には、毎日のように社長や役員等とのコミュニケーションがあります。
その分スピーディーで緊張感のある仕事が連続することでしょう。
企業が成長することによって収入アップも期待できる
そして企業が成長することによって、収入アップも期待できます。
企業の業績と個人の給料は1部関連していて、短期的に業績が急成長すると、これが上様に大きく反映されることもあるでしょう。
自分自身の期待値などにより、企業からストックオプションを付与されることも、大きな魅力の1つになります。
キャッシュとしてすぐにお金が手に入るわけでは無いものの、株価の成長により莫大な配当が得られる可能性も高まります。
組織が整いきっていない
このようなメリットがあるものの、反対にデメリットがあるのも実情です。
その1つは、組織が整いきっていない点が挙げられます。
社員の規模によっても異なるものの、組織が整備されていないケースが高いでしょう。
社員が10名以下のスタートアップとなると、組織はほとんど存在する事はありません。
まるで個人事業主の集まりといった状態と言っても過言では無いのです。
11から50名程度の規模となると、組織や役割はあっても、マネージャーやメンバーの線引きが非常に曖昧な状態です。
管理や指示系統なども曖昧であり、場合によっては社長から指示が来ることもあります。
50人を超えるとだんだんと組織や役割がハッキリする傾向にあり、成長企業の場合には組織や制度などを整える間もなくどんどん人が拡大します。
戦力がこまめに変わる
そして2つ目には戦力がこまめに変わることが予想されます。
内部環境の変化が速く、外部環境にも柔軟に合わせる必要があるので、戦略はどんどん変わっていくことでしょう。
場合によってはでは社長の考え方で方針が全く真逆に変わるケースもあるのです。
それだけスピード感があると反対に言うことができるでしょう。
このようなことから経営者と考えが合わなければ、仕事の進め方にストレスを感じることがあるかもしれません。
入社する前に経営陣等と直接話す機会を持つことが求められます。
まとめ
また大手企業からの転職の際には年収が下がってスタートするケースも一定数あり、前職とのギャップが大きいこともあります。
会社に早く適応できなければ、入社後の活躍が難しくなってしまうでしょう。
最終更新日 2025年7月8日 by thejerry